片山裕二 緑青泥彩 輪花皿(S / M)
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緑青輪花皿で日常の食卓をもっと自由に
福井・越前焼のエリアで作陶されている片山裕二さんの緑青泥彩の輪花皿です。上から見るとぽってりとした愛らしさがありつつ、底に向かってシャープに落ちてゆくラインが大変美しい器です。※色の出方には個体差があります。細かいカラーのご指定はお受けできません。何卒ご了承お願い致しますまた、ところどころ自然発生している色ムラも味わい深いポイント。焼き上がるまではどのような仕上がりになるかわからないのも手作りならではの魅力です。ざらりとしていて落ち着いた緑青の輪花皿は、簡単な炒め物でも少し特別な料理に映してくれる心強い味方です。サイズはSサイズ・Mサイズの二種類
SサイズMサイズ青緑泥彩輪花皿のサイズ展開は2種類。セットで持っていると心強い、日常で使い回しやすいサイズです。(※一つ一つ手作りのため、サイズに若干の違いがあることがございます。ご了承くださいませ。)福井・越前町の赤土と手仕事からから生まれる色の奥行きとゆらぎ
青緑泥彩輪花皿の"泥彩"とは焼き物の絵付け技法の一種で、化粧土と呼ばれる着色された土を使用して色をつける技法です。緑青輪花皿は、福井・越前町で豊富にとれる鉄をたくさん含んだ赤土に化粧土で彩色することで仕上げられています。なお、片山裕二さんの緑青のシリーズでは、数種類の化粧土を織り交ぜながらとんとんと叩くようにして彩色するため、ムラ感のある色味表現が可能に。濃淡を出すことで立体感と奥行きのある表情になっており、特徴的な質感と色味表現をお楽しみいただけます。化粧土以外にも、焼成方法である酸化(※1)と還元(※2)をコントロールしながら、理想の色味を生み出しています。同じ釉薬を使用したとしても、焼成方法を変えるだけで色味は全く別のものになります。その時の気候や土自体のコンディションなどの変化によっても表情がコロコロ変わる越前前焼の器たち。そのゆらぎこそが愛着のきっかけとなるかもしれません。
※1 窯の中に酸素をたくさん送り込んで焼き上げる。
※2 窯の中の酸素が足りない状態で焼き上げる。窒息状態で燃焼を行う。-
片山裕二
1978年福井県福井市生まれ。東京・横浜でスペイン料理人として12年間勤務ののち、帰郷。自分の作った料理を自作の器に盛りたいという思いから、福井県窯業指導所に入所、技術を学び、2016年修了後、福井市月見に工房を構え作陶を開始。元料理人ならではの繊細で、和洋問わず食材を生かす作風です。
インフォメーション
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素材
・赤土
・化粧土
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サイズ
S:直径140mm 高さ40mm
M:直径170mm 高さ45mm
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使用上の注意
・一つ一つ手作りのため、サイズや色むらに若干の違いがあることがございます。手作りの特性となりますのでご了承ください。
・食洗機のご使用はおすすめいたしません。
・柔らかいスポンジと中性洗剤で洗い、よくすすいで乾燥させてください。
・金属製のタワシや硬いタワシなどは使用しないでください。
・漂白剤の使用は避けてください。
・長い間お使いにならない場合はひとつひとつをクッキングペーパーや布巾、 ラップで包み、なるべく空気に触れなうようにすると劣化を防ぐことができます。
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