-
【配送について】
ご購入画面にて選択する配送方法は、【宅急便80サイズ以上】をお選びください。さびにくく、切れ味抜群。食材の味を生かす越前打刃物
明治時代の初め頃、越前の菜切包丁や鎌は、その切れ味の良さと耐久性の高さから評判を得て全国に広がりました。その後、越前打刃物は国から伝統工芸品として指定を受けることになります。 そんな越前打刃物の魅力と使いやすさが詰め込まれた包丁のご紹介です。
山田英夫商店の風味絶佳ECHIZEN(ふうみぜっかえちぜん)は、さびにくく切れ味が長持ち、さらに持ちやすく調理がしやすいという手元に一本置いておきたい包丁です。VG10ステンレス鋼と呼ばれる高品質な鋼によって抜群の切れ味とお手入れの楽さが特徴であり、職人による手作業の研磨作業により、同じものはふたつとない波紋のような模様が表面に広がります。
包丁は5種類。
三徳
万能包丁。野菜、肉、魚など、食材全般に使えます。
中三徳
細いものや小さいものを切ったり、皮をむくのに適しています。三徳よりも小ぶりのサイズで手になじみます。
ペティ
果物、チーズなどをさっと切るのに便利な一本。卓上でも使用できる手軽さがあります。
薄引
刺身やハム、ローストビーフなど、肉・魚から食パンまで、繊細でやわらかいものを切るのに適しています。
洋出刃
魚をおろすのに重宝します。刃が厚く重さがあり、力を入れやすくなっています。
風味絶佳 ECHIZEN は、「食材の風味を損なわず盛り立てる名脇役となる包丁であってほしい」との思いから、その名を付けられました。強く、しなやかな刃とこだわりの持ち手
風味絶佳ECHIZENは、真ん中の硬い鋼を挟むように両サイドから少しやわらかい異素材を重ね、片面16層のパイ生地のような特殊な素材を鍛えながら一本一本作られています。そうすることで、刃が折れたり曲がったりするのを防ぎ、切れ味もよくなるのだとか。頻繁に研ぎ直さなくとも切れ味を保つことができ、さびに強く頑丈なつくりというのはうれしいポイントです。さらに注目したいのが持ち手の部分で、柄の中央が膨らみ波打つような特徴的なデザインになっていて、包丁を握ったとき、指を巻きつける部分にちょうど出っ張りがきます。この出っ張りがあることで指が引っ掛けやすく滑り止めにもなり、手の大きさや利き手に関係なく安定して持つことができます。
手入れをしながら長く丁寧に使うという心の持ち方
1970年、越前打刃物の卸問屋として創業した山田英夫商店。鍛冶職人と研ぎ職人によって仕上げられた包丁の柄付けや、柄付けの際に生じるひずみの調整、さらには名入れなど、打刃物を最終商品に仕上げるためのお仕事を50年にわたり行ってきました。工房からは柄付けのときの柄を金槌で叩く音や、名入れ道具のタガネを刃に打ち込むときのリズミカルな金属音が聞こえてきます。
手に馴染む愛着の湧いた包丁を使い続けるには、お手入れが必要不可欠です。「丁寧に作られたものを丁寧に使ってほしい」という思いから、山田英夫商店では、包丁の柄の取り換えや包丁研ぎ直しにも対応しています(有料)。「お手入れをしながらものを長く使い続ける」という心持ちは、今の時代に再び求められている要素の一つかもしれません。数十年使える山田英夫商店の包丁。日々の料理の相棒としてまずは一本いかがでしょうか。こちらは、F-TRAD FOUND セレクト商品です。
福井の伝統工芸は、常に時代の変化を受け入れ、人々の暮らしに深く根ざしつづけてきました。そんな「福井らしさ」を備えた伝統工芸品の中でも、特に「現代の生活にも調和する、アップデートした商品」が、「F-TRAD FOUND」です。
「F-TRAD」について詳しくはこちら
-
山田英夫商店
越前打刃物の卸問屋として1970年に創業。700年の伝統を持つ越前打刃物を中心に、多種多様な包丁を扱うことで、ユーザーの要望に応えています。オリジナルブランド「風味絶佳 ECHIZEN」は現代の生活に合わせた使い心地と、刃物職人の手作業による技がコラボレーションした包丁で、伝統を守りながら時代に合わせた新しい商品づくりを続けています。
インフォメーション
-
サイズ
・三徳:刃長180mm/全長305mm
・中三徳:刃長150mm/全長268mm
・ペティ:刃長120mm/全長230mm
・薄引:刃長210mm/全長328mm
・洋出刃:刃長165mm/全長290mm -
素材
ブレード:VG10ステンレス
ハンドル:積層強化木 -
使用上の注意
・刃の欠けや折れ、割れの原因となりので、骨や冷凍食品にはご使用をお控え下さい。
・ハンドルの劣化の原因になりますので、食洗機のご使用はおやめください。
・ステンレスではありますが、酸性の物(レモン汁や塩分など)に長時間触れているとサビの原因になりますので、使用後はお早めに汚れを落とすことをおすすめします。
・職人による手仕事の研磨作業により、一本一本違った模様に仕上がります。
-