【sō】三徳包丁 | VG10積層 | 三徳160 | 縦丸型 朴木/ウォールナット※4月上旬発送予定

加茂刃物製作所
    sōの発送は2025年4月上旬以降を予定しております。
    予約販売となりますのでご了承ください。

    一生ものの切れ味。世代を超えて使えるsō三徳包丁

    sō(ソウ)の三徳包丁は、大人から子どもまで幅広く使える、安全性・機能性・デザイン性を兼ね備えた、ステンレス両刃包丁です。
    福井県で700年ほどの長い歴史を持ち、圧倒的な切れ味で名高い越前打刃物のメーカー・加茂刃物の職人が、独自の鍛造技術で丁寧に作り上げています。
    sōの三徳包丁は、耐食性・耐摩耗性に優れ、切れ味が長持ち。世代を超えて愛用できる包丁です。ギフト包装もできますので、とっておきの贈り物としてもおすすめです。
    なお、sō からは、一般的な子供用包丁のサイズの刃渡13.5cm・小三徳包丁もご用意しております。ご興味のある方はこちらから商品をご覧ください。

    部位ごとに細部までこだわった素材と設計

    sōの三徳包丁の刃渡は16cmと一般的な家庭用包丁の長さで、大人が利用する場合には標準的なサイズです。切れ味が良く錆びづらい包丁を探している大人の方や、ある程度包丁の使い方を習得し、「子供包丁の次のステップとして、本格的な包丁を使ってみたい!」という料理好きなお子様にも幅広くおすすめできます。

    ポイント1:刃(VG10積層)


    sōの三徳包丁の刃には、高級ステンレス刃物鋼の一種である「VG10鋼」という、切れ味・耐久性・耐食性のバランスが非常に優れた鋼材が使用されており、なおかつ越前打刃物職人の鍛造技術を最大限に生かした、VG10積層という構造が採用されています。
    VG10積層とは、VG10鋼を芯材(刃の中心部)に使用し、その両側を複数層のステンレス鋼やダマスカス鋼で挟み込んだ構造のこと。これにより、強度がありつつも折れづらく、さらに錆びにくく、メンテナンスがしやすい刃持ちが良い包丁になります。
    福井県越前市にて、越前打刃物の職人たちがVG10積層を発展させてきたことで、越前打刃物が世界的に評価されるきっかけの一つとなりました。
    sō 三徳包丁も加茂刃物の職人が、日本古来の火づくり鍛造技術を駆使しながら丁寧に鍛錬しているため、非常に高い強度や切れ味が実現されています。

    ポイント2:木柄(朴木/ウォールナット)


    持ち手の柄には木を使用しており、縦丸型で握りやすいのがポイントです。柄の種類は2つ。素朴でナチュラルな薄い木目の朴木(ホオノキ)と高級感のある濃いブラウンの木目のウォールナットからお選びください。

    ポイント3:sō 刃先やあごのR(丸み)を追求


    sōの三徳包丁は、お子様が利用しても比較的安全な設計ですが、意図的に一般的な子供包丁によく見られる刃先が丸まった形状にはしませんでした。
    というのも、刃先を丸めすぎることで機能性(=切りやすさ)自体はどうしても劣ってしまい、かえってケガの原因になったり、料理の楽しさを阻害してしまう可能性があると考えたためです。
    そこから、安全性を考慮しつつ、食材を料理に最大限生かすためにも、切れ味を損なわないような刃先の丸みの角度(R)や、あご(※)部分の具合を絶妙なバランスに仕上げています。こちらも職人の技術が問われる部分です。
    ※刃線の一番根元にある直角部分、じゃがいもの芽を取る際に使用する箇所

    包丁を長持ちさせる使い方・お手入れ方法

    刃を長持ちさせる使い方


    1. 硬いものを無理に切らない:刃こぼれ防止
    2. 適切なまな板を使用:刃の劣化を防ぐ上で木製のまな板や、合成ゴムなどのソフトプラスチックの素材がおすすめ

    使用後のお手入れ(普段の基本のケア)


    1. 使用後すぐに洗う:食材の酸や塩分が錆びの原因に
    2. 柔らかいスポンジで洗う:刃を傷つけるため金属たわしはNG
    3. しっかり水分を拭き取る:錆び防止のため
    4. 食洗機は使用しない:高温で刃や柄が劣化する恐れあり
    5. 研ぎ直しは1〜2ヶ月に1回: 切れ味を保つ秘訣

    保管方法


    1. 包丁スタンドや収納ケースに収納:錆びや変色防止
    2. 刃を保護する:磁石式ナイフラックや包丁カバーを
    3. 湿気を避ける:錆びや木柄の劣化防止

    ミリ単位での調整でこだわりぬいた逸品

    今回の包丁開発において、sō小三徳包丁のデザイナー・石上諒一さんが特に力を注いだのは、包丁の部位ごとの機能の把握と、機能面と安全面のバランスを追求することでした。
    包丁の重要なポイントは3つ。刃先、あご、柄です。切れ味だけではなく、それぞれの部位の機能を損なわずに、安全性を高めることを重視しました。
    石上さんは、ミリ単位での形状検証を繰り返しては、3Dプリンターで試作品を作成します。そして、加茂刃物の職人や実際の使用者のフィードバックを受けながら改良を重ね、やっとの思いでsō 三徳包丁として形になりました。

    sōは、F-TRAD MADE 新開発商品です。

    sōの三徳包丁は、福井県の伝統工芸を現代の暮らしに取り入れる「F-TRAD」プロジェクトから誕生した、「F-TRAD MADE」新開発商品です。「F-TRAD MADE」は、福井県内の伝統工芸の職人と福井県外で活躍するデザイナーとの協働により誕生した、産地の歴史と技術、そして「これからの伝統工芸のあり方」を提案する新しい商品のラインナップ。

    sōの三徳包丁は、加茂刃物製作所の加茂 信介さん、澤田 隆司さんと、デザイナーの石上諒一さんによって手がけられました。大人子供問わず、料理好きな方々が、キッチンで過ごす時間をより一層楽しめるためのきっかけとなれば幸いです。

    「F-TRAD」について詳しくはこちら

    sō作り手プロフィール

    sōを開発した職人とデザイナーをご紹介します。




    CRAFTSMAN
    加茂刃物製作所|加茂 信介・澤田 隆司
    創業80年。2025年に2代目・加茂勝康から3代目・加茂信介に代表を受け継ぐ。主にレタス・キャベツ・白菜など葉物野菜の収穫用として「野菜収穫包丁」の製造を行う。越前打刃物の鍛造技術で製造された両刃包丁の切れ味を追求している。





    DESIGNER
    ISHIGAMI RYOICHI|石上 諒一
    プロダクトデザイナー。伝統工芸から工業製品に至るまで幅広い視点を取り入れ、手仕事による細やかな表現を製品に活かすことを得意としています。モノだけでなく人と人との繋がりを大切に、工芸・工業の新たな可能性を探り、未来へと受け継ぐために、さまざまなつくり手を結ぶブランドづくりを心掛ける。

    インフォメーション

    • サイズ

      W300×D20×H52mm
      刃渡り160mm

    • 素材

      ・刃:ステンレス / VG10積層
      ・ハンドル:朴木(ウレタン仕上げ)/​​ウォールナット(ウレタン仕上げ)

    • 使用上の注意

      ・まな板や食材がしっかり安定した状態で包丁をご使用ください。 また硬いものを切る際も無理のないようご注意ください。手を切る恐れがあります。
      ・刃こぼれや刃欠けの原因となりますので、冷凍食品や魚の骨などの硬い食品は無理に切らないようにご注意ください。
      ・錆びにくい材質ではありますが、使用後はしっかり汚れを洗い(中性洗剤)流し、水気を拭き取り保管ください。※食洗機・乾燥機の使用不可。
      ・長時間の浸水・浸け置きはおやめください。 刃とハンドルの間から浸水し、剥離等の原因となります。

    【sō】三徳包丁 | VG10積層 | 三徳160 | 縦丸型 朴木/ウォールナット※4月上旬発送予定

    加茂刃物製作所

    24,200円(税込)

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