【keshiki】 欅箸 漆塗 浮造り(22.5cm/24cm)
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欅の木目が浮かび上がる、伝統技法「浮造り」のお箸
keshikiの欅箸は、木の質感を最大限に引き出す「浮造り(うづくり)」の技法を取り入れた欅の漆塗り箸です。
浮造り(うづくり)は、日本の伝統技法のひとつ。木の柔らかい部分を削り、硬い部分を浮き立たせることで、自然の木目を最大限に引き出す技法です。浮造りによってできた凹凸に漆の艶が重なることで、木目に奥行きと深みが生まれます。
漆と木が作り出すヴィンテージのような風合い
keshikiの欅箸は、浮造りだけではなく、その上から漆塗りをして仕上げられています。お箸の形状はシンプルですが、ヴィンテージ感漂うクールで印象的な雰囲気のお箸です。
また、漆ならではの粋な楽しみ方として、徐々に色味の変化を感じられるのもポイント。使い方、使う環境でも経年変化の程度が異なるので、漆を「育てる」ような感覚で、お楽しみください。
ベーシックで使いやすい長さの22.5cmと24cmの2サイズ
keshiki 欅箸は、22.5cmの中サイズと、24cmの大サイズの2種類からお選びいただけます。22.5cmの中サイズは成人女性、24cmの大サイズは成人男性のベーシックなサイズ感です。
越前漆器職人と木工デザイナー、知見と技術の集合
keshiki 欅箸のデザイナー・柴山修平さんは、過去の家具メーカーでの経験を活かし、浮造りの技法をお箸に応用することを発案。ただ、浮造りの技法は、一般的には家具などに使用される表現なので、お箸に施されることは珍しいのだそうです。
また、浮造りには通常、杉や松などの柔らかい針葉樹が使われます。しかし、一般的な漆器に使われる欅は広葉樹で硬く、浮造り加工を施すのが難しい素材です。
しかし、柴山さんは欅の浮造りに挑みながら試作を重ね、ようやく美しい木目と漆の深みが絶妙に調和するデザインに。
そして、そこに土直漆器の高度な漆塗り技術が加わることで、さらに深みと雰囲気が増したkeshiki 欅箸が完成しました。
keshiki 欅箸は、F-TRAD MADE 新開発商品です。
keshiki 欅箸は、福井県の伝統工芸を現代の暮らしに取り入れる「F-TRAD」プロジェクトから誕生した、「F-TRAD MADE」新開発商品です。「F-TRAD MADE」は、福井県内の伝統工芸の職人と福井県外で活躍するデザイナーとの協働により誕生した、産地の歴史と技術、そして「これからの伝統工芸のあり方」を提案する新しい商品のラインナップ。
keshiki 欅箸は、土直漆器の職人・土田 直東さんとZeltのデザイナー・柴山 修平さんが商品開発を担当しました。浮造りという伝統を感じさせつつも新しい表現を追求し、木目の風合いを楽しめるお箸に。土田さんの「ヴィンテージ感のある雰囲気にしたい」という思いのもと、柴山さんが過去に勤めていた木製の家具メーカーで得た経験を頼りに形にすることができました。
作り手インタビュー記事「漆と木の魅力を引き出す、漆器の再編集」keshiki 欅箸 作り手プロフィール
keshiki 欅箸を開発した職人とデザイナーをご紹介します。
写真左から
CRAFTSMAN
土直漆器|土田 直東
土直漆器では伝統を重んじつつも常に新しい発想で商品作りを行っております。素地以外の全ての工程を一貫して作っているのも特徴のひとつで若いスタッフの感性とベテラン職人の技が融合し現代のニーズに応えたモノ作りを心がけています。
DESIGNER
Zelt|柴山 修平
天童木工でデザイナーとして活動後、 2014年山形のプロダクトレーベル「山の形」を設立。 2020年Zelt(ツェルト)を設立し、2023年に本屋「Zelt Bookstore」をオープン。 家具メーカーでの経験を生かし、地場産業や伝統工芸のものづくりから発信へ繋げる場づくりを行う。インフォメーション
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サイズ
・大:240�
・中:225�
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素材
欅 漆塗
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重量
12g
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使用上の注意
・電子レンジ、オーブン、食器洗浄機、食器乾燥機等は使用できません。
・体質により、ごくまれに漆でかぶれることがあります。異常を感じたときは使用をお止めいただき専門医にご相談ください。
・割れ、欠け、ひびが入った場合は、使用を中止してください。
・汚れがひどい時は、強い洗剤やタワシは使用せず、少量の中性洗剤で洗って下さい。
・水気を完全にとって、乾いた布(綿・漆器専用布)等で拭いて下さい。
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