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直右エ門の端布丸盆 片身替塗の発送は2025年5月上旬以降を予定しております。
予約販売となりますのでご了承ください。
布をまとわせ、漆を塗る。艶やかなツートーンの丸盆
直右エ門 端布丸盆 片身替塗は、木地に布を貼り、その上から漆を塗る「布着せ」という技法を用いた丸盆。そこに片身替塗(かたみがわりぬり)を施すことで、ツートーンの色彩が美しく際立ち、黒と朱のコントラストが食卓に独特の存在感を添えます。
布着せによって、木地の割れや変形を防ぎ、耐久性がアップ。また、漆の層の下にほのかに浮かぶ布地の繊維が、独特の質感と深みを生み出します。
毎日の食卓で気兼ねなく使える、実用的な漆の丸盆
直右エ門 端布丸盆 片身替塗は、お手入れのしやすさもポイント。軽い汚れなら、水拭きやぬるま湯で湿らせた布巾でさっと拭くだけでもOK。乾いた布で仕上げ拭きするとより状態良く保てます。( 食洗機・電子レンジはNG)
なお、漆器の特性上、直射日光や高温多湿な環境は避け、風通しの良い場所での保管を推奨。
漆は使うほどに育つもの。日常の中で気軽に取り入れながら、「使うほどに育つ漆」の魅力を感じてください。
サイズは8.5寸と尺0の2種類からお選びください
直右エ門の端布丸盆 片身替塗のサイズは、8.5寸と尺0の2種類をご用意。朱色と黒の存在感あるツートーンカラーをお楽しみください。
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・8.5寸:直径約26cm
・尺0=10寸=1尺:直径約30cm
伝統の継承と、デザインの革新。職人とデザイナーの視点が融合した丸盆。
直右エ門の端布丸盆 片身替塗は、土直漆器の職人・土田 直東さんと、デザイナー・柴山 修平さんがタッグを組んで作り上げました。
きっかけは、土直漆器のショールームにあった布着せのお盆。柴山さんは、布着せと漆の風合いが大変美しいと感じ、柴山さん自身が欲しいと思うカラーリングを提案。
塗りは土直漆器の職人さんが担当し、朱色と黒のコントラストをみせ、独特の質感や魅力を見事に表現されています。また、塗りの境界に段差がなく、滑らかに仕上がっているのも、土直漆器の高度な塗りの技術の証です。
直右エ門の端布丸盆 片身替塗は、F-TRAD MADE 新開発商品です。
直右エ門の端布丸盆 片身替塗は、福井県の伝統工芸を現代の暮らしに取り入れる「F-TRAD」プロジェクトから誕生した、「F-TRAD MADE」新開発商品です。「F-TRAD MADE」は、福井県内の伝統工芸の職人と福井県外で活躍するデザイナーとの協働により誕生した、産地の歴史と技術、そして「これからの伝統工芸のあり方」を提案する新しい商品のラインナップ。
土直漆器の職人・土田 直東さんと、デザイナー・柴山 修平さんが開発を担当。直右エ門の端布丸盆 片身替塗は、昔から使われてきた伝統的な漆塗りの技法を使いながらも、絶妙な塗り分けによって、モダンで洗練された印象に仕上がりました。
「F-TRAD」について詳しくはこちら
直右エ門の端布丸盆 片身替塗 作り手プロフィール
直右エ門の端布丸盆 片身替塗を開発した職人とデザイナーをご紹介します。
写真左から
CRAFTSMAN
土直漆器|土田 直東
土直漆器では伝統を重んじつつも常に新しい発想で商品作りを行っております。素地以外の全ての工程を一貫して作っているのも特徴のひとつで若いスタッフの感性とベテラン職人の技が融合し現代のニーズに応えたモノ作りを心がけています。
DESIGNER
Zelt|柴山 修平
天童木工でデザイナーとして活動後、 2014年山形のプロダクトレーベル「山の形」を設立。 2020年Zelt(ツェルト)を設立し、2023年に本屋「Zelt Bookstore」をオープン。 家具メーカーでの経験を生かし、地場産業や伝統工芸のものづくりから発信へ繋げる場づくりを行う。インフォメーション
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サイズ
・8.5寸:φ260 × H20 mm
・尺0:φ305 × H25 mm
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素材
欅 漆塗
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重量
・8.5寸:250g
・尺0:350g
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使用上の注意
・電子レンジ、オーブン、食器洗浄機、食器乾燥機等は使用できません。
・体質により、ごくまれに漆でかぶれることがあります。異常を感じたときは使用をお止めいただき専門医にご相談ください。
・割れ、欠け、ひびが入った場合は、使用を中止してください。
・汚れがひどい時は、強い洗剤やタワシは使用せず、少量の中性洗剤で洗って下さい。
・水気を完全にとって、乾いた布(綿・漆器専用布)等で拭いて下さい。
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