「kayoi | 通」菜切 包丁(刃渡145mm)

    現代のキッチンにもちょうどいい。硬い野菜も楽に切れる菜切り包丁

    700年の歴史を誇る越前打刃物。なかでも野菜切りに特化した「菜切り包丁」は、日本の台所を支え続けてきた伝統の道具のひとつです。

    そのかたちと役割を、現代のキッチン事情に合わせて見つめ直したのが「kayoi | 通」菜切。一般的な三徳包丁よりもひと回り小さなサイズで仕上げられています。
    包丁を握ったときの安定感や、少ない力でも切れ味を引き出せる独自設計により、コンパクトなサイズながら、カボチャやサツマイモといった硬い食材も驚くほど楽に切ることができます。
    さらに、越前の職人に研ぎ直しを依頼できるアフターサービスも。産地のプロによるメンテナンスを受けながら、長く使い続けることができる一本です。

    おすすめポイント

    ・野菜の押し切りに適した、刃幅の広い直線的な刃線
    ・扱いやすく取り回しの良い、コンパクトな145mmサイズ
    ・正しく力が伝わりやすい、0.1mm単位で調整されたハンドル形状
    ・料理の時間に心地よいリズムを生む切り音
    ・職人による研ぎ直しを依頼できる「通い箱」

    アイテムの特徴

    kayoi | 通の菜切は、道具としての高い機能性だけでなく、購入後のアフターケアまでを一つの体験として設計。長く使い続けるための一丁として、細部に宿るこだわりをまとめました。

    1)野菜に適した、押し切りしやすい刃形

    菜切り包丁は、野菜の「押し切り」を得意とする包丁です。根菜などの硬い野菜のカットや、葉物の千切りにも安定した切れ味です。

    刃幅が広く直線的な刃線が特徴で、刃の重みを活かすことで、手首に負担をかけず、リズムよく作業が可能。

    まな板に当たるたびにトントンと響く心地よい音が、料理の時間に自然なリズムを生み出します。

    2)コンパクトな調理スペースでも使いやすい、刃渡145mm

    菜切りは、一般的な三徳包丁よりもひと回り小さい刃渡145mmサイズ。限られた調理スペースでも取り回しがしやすく、日常使いに適しています。刃には、高硬度で切れ味が持続するステンレス刃物鋼「VG7(V金7号)」を採用しています。

    3)少ない力でも切りやすい、独自形状のハンドル

    握ったときの安定感と力の伝わり方を追求し、柄(ハンドル)のくびれを0.1mm単位で調整しています。

    刃の近くに指を添えやすい設計のため、力が食材に直接伝わり、カボチャのような硬い食材も無理なく扱えます。

    4)天然ホオノキを使用した、手馴染みのいい柄

    柄には手馴染みの良い天然のホオノキを使用し、さらに「ガラスコーティング」を施しています。白木の美しさを保ちながら、汚れや水濡れによる柄の劣化を防いでくれます。

    5)越前の職人に研ぎ直しを依頼できる「通い箱」

    「kayoi | 通」シリーズの大きな特徴は、購入後のアフターケアまでを見据えて設計されていることです。商品のパッケージは、そのまま送付箱として使える仕様。

    包丁を郵送で送るだけで、産地の職人に研ぎ直しを依頼できます。また、同封のマグネットには、研ぎ直しの目安が記載されているので、メンテナンスのタイミングもすぐにわかります。

    初回は研ぎ直しが無料で、その後も回数に応じたサービスを受けられる仕組み。職人に状態を見てもらいながら、切れ味の良い状態を保って使い続けることができます。

    「kayoi | 通」包丁バリエーション

    「kayoi | 通」包丁は2種類。食材や用途に沿って使い分けるのがおすすめです。
    左:合刃 / 右:菜切

    ■ 菜切り(写真右):※本ページ

    野菜などの「押し切り」に最適。刃の重みと直線の刃線を利用し、カボチャやサツマイモなどの硬い根菜もザクザクとリズムよく切れ、手首が疲れない

    ■ 合刃(写真左): ※別ページ

    小三徳と小牛刀の間を意味する万能型。切っ先があり、魚や肉の引き切りや細かい作業にも対応する一本。

    特徴 合刃 菜切
    刃渡 150mm 145mm
    切り方 引いて切る 落として切る
    得意な食材 肉、魚、野菜全般 根菜(硬いもの)、葉物(千切り)
    こんな人に 道具を一本に絞りたい方 野菜料理が多い方、硬い食材のカットが苦手な方

    野菜の下ごしらえを、軽やかに。

    菜切は、カボチャやサツマイモ、レンコンといった硬い根菜のカットや、葉物の千切りを心地よくこなせる一本です。食材に適した道具ならではの使い心地に、初めて手に取る方はその違いを感じるかもしれません。
    刃幅が広く直線的な刃線が特徴で、まな板に当たるたびにトントンと響く心地よい音が、料理の時間に自然なリズムを生み出します。刃渡りが短いため、狭い調理スペースでも他の道具に干渉しにくく、快適に作業を進められます。

    使用後のお手入れ

    1. 手洗いを推奨します。柄の劣化を防ぐため、食洗機や乾燥機の使用は避けてください。
    2. 使用後は汚れを落とし、水気をよく拭き取って、風通しの良い場所で保管してください。
    3. 刃こぼれの原因となるため、凍った食材には使用しないでください。

    「kayoi | 通」の研ぎ直し依頼方法 — 山田英夫商店によるアフターケア

    「kayoi | 通」シリーズでは、産地の職人に研ぎ直しを依頼できる“通い”の仕組みを用意しています。
    定期的にメンテナンスを行うことで、切れ味の良い状態を長く保つことができます。

    ・トマトやナスを切る際に、刃が食い込まず滑る
    ・刃こぼれや引っかかりを感じる

    上記のような状態が見られたら、研ぎ直しをご検討ください。

    研ぎ直しの流れ

    �� 事前のご連絡
    メール・電話・FAXのいずれかで、山田英夫商店へ研ぎ直しのご連絡を入れてください。

    �� 梱包・投函
    商品購入時のパッケージと、付属の段ボール板をご使用ください。
    刃を段ボール板で挟み、輪ゴムで固定したうえでパッケージに収め、レターパックにて郵送してください。 ※段ボール板がない場合は、ご家庭にある段ボールや厚紙で代用可能です。

    �� 研ぎ直し・返送
    商品到着後、職人が研ぎ直しを行い、約1週間でお手元へお戻しします。


    道具を育てながら、使い続けるために研ぎ直しを通して職人とつながり続けることも、「kayoi | 通」シリーズの大切な価値のひとつです。

    「kayoi | 通」菜切開発秘話

    研ぎ直して使い続ける。文化もつなぐ、現代の菜切り包丁

    越前打刃物の卸問屋であり、仕上げを担う職人でもある山田英夫商店。
    包丁を届け、研ぎなおす。その長い年月の積み重ねの中で感じてきたのは、

    ・「研ぎ直し」というやり取り(コミュニケーション)があるからこそ、作り手と使い手は一生涯の関係を築ける
    ・「大切な誰かや自分自身を思って料理を作る気持ち」が、道具の快適さによって支えられ、その喜びが料理を通じて食べる人にも伝わっていく

    ということ。つまり、日常の「切る」という行為が、人と人の心を通わせるといいます。


    また、包丁が気持ちよく切れると、無性に餃子が作りたくなったり、無心で野菜を刻んで癒やされるなど、日常の「切る」という行為がストレスではなく喜びに変わり、生活全体の豊かさが巡っていきます。つまり、鮮度ある切れ味を保つことで、使い手の「心の鮮度」を保つことにつながるのです。


    そんな、ものや人がつながり続ける文化も含めて、現代のライフスタイルに取り入れられるように考えられたのが、「kayoi | 通」シリーズです。
    近年、菜切り包丁の生産量は減少傾向にあり、使い心地や設計が見直される機会も多くありませんでした。しかし菜切り包丁は、野菜の下ごしらえにおいて、あると便利で使いやすい道具です。越前打刃物の歴史のなかでも大切な存在であるこの包丁を、いまの暮らしに合うかたちで改めて届けたいと考えました。
    今回の菜切りは、デザイナーの上島さんとともに現代の調理習慣を見つめ直し、約60種類に及ぶ試作を重ねることで、誰でも無理なく切れ味を引き出せる設計に辿り着いた一本です。
    購入後も研ぎ直しを通して職人と繋がりながら、長く使い続けることができる、現代のための菜切り包丁です。

    「kayoi | 通」菜切包丁作り手紹介

    本商品は、福井県の伝統工芸品を現代のライフスタイルに合わせてアップデートし、未来へつなぐことを目的としたプロジェクト「F-TRAD」2026年開発アイテムです。開発を担当した職人とデザイナーをご紹介します。

    CRAFTSMAN:職人/山田英夫商店/前澤峻(福井県越前市)

    700年の歴史を持つ「越前打刃物」を中心に取り扱う包丁の専門店。1970年創業以来、鍛冶職人と研ぎ職人によって仕上げられた包丁に、柄付け、歪みの調整、名入れを施し、一丁の商品として完成させる仕事を行っています。長年培ってきた包丁に関する知識と目利きの経験をもとに最適な商品をご提供いたします。

    DESIGNER:デザイナー/TIDS/上島弘祥(東京都)

    多摩美術大学卒業後、国内家電メーカーを経て、ドイツへ渡り、現地でグローバル企業のID開発やプロダクトデザインに従事。帰国後、2015年にTIDSを設立。国内外のグローバル企業のプロダクトデザインやアイデンティティ開発をはじめ、あらゆる産業分野に関わるクリエイションの提供を行っています。

    こちらのアイテムはF-TRAD MADE 開発商品です

    福井県内の伝統工芸の職人と福井県外を拠点とするデザイナーの協働により誕生した、産地の歴史と技術、そして「これからの伝統工芸のあり方」を感じさせる新しい商品のラインナップが「F-TRAD MADE」です。

    [「F-TRAD」について詳しくはこちら]

    インフォメーション

    • サイズ

      22×274×45(mm)
      ※刃渡145mm

    • 素材

      ブレード:VG7ステンレス三層鋼
      ハンドル:朴木

    • 生産地

      日本(福井県越前市)

    • 仕様

      食洗機使用不可

    • 同梱物・付属品

      研ぎ直し及びメンテナンスの説明シート(マグネットシート)

    • 使用上の注意(禁止事項など)

      骨や冷凍物のような硬い食材を切ると刃先が欠ける恐れがありますのでご注意ください。
      食洗機には対応しておりません。

    現代のキッチンにもちょうどいい。硬い野菜も楽に切れる菜切り包丁山田英夫商店
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    「kayoi | 通」菜切 包丁(刃渡145mm)

    24,200円(税込)

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